【迂闊(うかつ)】
注意が足りないさま。送信ボタンが親切に証明する。
「全員宛ての悪口が着弾した。」
【受け売り(うけうり)】
他人の知識を自分のように語ること。出典だけ迷子。
「動画一本で専門家になった。」
【後ろめたさ(うしろめたさ)】
良心に引け目を感じる気持ち。広告の履歴より消しにくい。
「おかわりを隠す声が小さくなった。」
【嘘(うそ)】
事実でないことを事実として言うこと。小さいほど管理が大変。
「昨日の説明を今日の説明で修正した。」
【うたた寝(うたたね)】
短時間つい眠ること。五分の契約が延長されがち。
「昼休みが夕方まで延びた。」
【打ち合わせ(うちあわせ)】
事前に相談し調整すること。時に仕事の代わりになる。
「次回の日程だけ決まった。」
【打ち切り(うちきり)】
途中で終わらせること。撤退にも予算の都合にも使う。
「好評という報告の翌週に終了した。」
【内輪(うちわ)】
親しい仲間の範囲。笑いの意味は外へ出ると失われる。
「新入社員だけが笑う時機を逃した。」
【うっかり(うっかり)】
注意を欠いて物事をするさま。ミスに付ける柔らかな包装。
「誤送信にかわいい名前が付いた。」
【腕前(うでまえ)】
技術の巧みさ。自己紹介の長さとは比例しない。
「職人は黙って一分で直した。」
【自惚れ(うぬぼれ)】
実力以上に自分を高く評価すること。鏡だけが大株主。
「推薦状を自分で書きかけた。」
【旨味(うまみ)】
味をよくする成分や得られる利益。話す人に偏りがち。
「提携案の利益欄だけ太字だった。」
【裏切り(うらぎり)】
信頼に反する行為。期待の大きさで音量が変わる。
「秘密を守る約束が宴会で終わった。」
【占い(うらない)】
兆しなどから運勢を推し量ること。悪い結果だけ再抽選。
「相性が良く出るまで店を回った。」
【恨み(うらみ)】
不当な扱いへの怒りや憎しみ。保存容量に上限がない。
「十年前の一言が現役だった。」
【売れ残り(うれのこり)】
売れずに残った品。商品より値札が先に反省する。
「値引き札だけが目立っていた。」
【上書き(うわがき)】
以前の情報の上に新しい情報を記録すること。謝罪には不向き。
「再訂正で誤字がさらに増えた。」
【浮気(うわき)】
恋人や配偶者以外へ気持ちを向けること。言い訳は多忙。
「出張の領収書だけ丁寧に保管した。」
【噂(うわさ)】
人づてに広まる話。確かめる頃には増築済み。
「事実が到着する前に結末が決まった。」
【運命(うんめい)】
人の力を超えて定まっていると考える巡り合わせ。判断の責任も引き取る。
「寝坊を星の配置に預けた。」
