【老後(ろうご)】
年を重ねた後の生活。貯金と予定表の両方が要る。
「退職後に初めて平日の長さを知った。」
【労働(ろうどう)】
生活や生産のため働くこと。忙しさ自体は納品物ではない。
「会議八時間で仕事は明日へ。」
【老舗(ろうほ)】
長く続いてきた店や企業。看板の古さで接客は保証されない。
「伝統の味だけ昨日から変わった。」
【労力(ろうりょく)】
仕事や作業に使う力。無料の依頼では透明になる。
「簡単な修正に徹夜を使った。」
【ローカル(ろーかる)】
地域に固有のことや身近な範囲。全国展開より事情が深い。
「地図にない近道は常連だけ知っていた。」
【ローテーション(ろーてーしょん)】
担当や配置を順番に替えること。苦手な仕事は一周して戻る。
「当番表を変えても掃除係は同じ人。」
【ロールモデル(ろーるもでる)】
手本にしたい人物像。生活条件まで複製できない。
「成功者の起床時刻だけ真似した。」
【ログアウト(ろぐあうと)】
システムの利用を終了する操作。現実の仕事では難しい。
「退勤後も通知だけ出勤している。」
【ログイン(ろぐいん)】
本人確認をしてサービスへ入ること。忘れたパスワードが門番。
「昨日の自分が設定した文字列に敗れた。」
【露骨(ろこつ)】
考えや意図を隠さずあからさまに示すこと。褒める時も値札が見える。
「予算の話の瞬間だけ笑顔が消えた。」
【路地(ろじ)】
家や建物の間の細い道。流行より先に名店が隠れている。
「裏道の定食屋に昼休みを奪われた。」
【ロスタイム(ろすたいむ)】
試合などで失われた時間の補填。仕事では残業に改名される。
「昼の雑談を夜の作業で補った。」
【路線(ろせん)】
交通の経路や考え方の方向。変更が遅いほど乗客は迷う。
「看板は革新、手順は十年前のまま。」
【論外(ろんがい)】
議論する価値もないほど問題外なこと。根拠を省略する便利な判定。
「案を開く前に却下が決まった。」
【論客(ろんきゃく)】
議論を得意とする人。結論を実行する人とは限らない。
「反対理由だけで講演ができた。」
【論拠(ろんきょ)】
主張を支える根拠。声の大きさでは代用できない。
「一件の体験を全国の常識にした。」
【論点(ろんてん)】
議論の中心となる問題。増えると会議が安全に延びる。
「料金の話がいつしか色の話になった。」
【論破(ろんぱ)】
議論で相手の主張の矛盾を示し退けること。顧客は残らない場合も。
「相手を黙らせて商談が消えた。」
【論文(ろんぶん)】
研究結果を根拠とともに示す文章。見出しだけでは内容が分からない。
「結論だけ読んで専門家を名乗った。」
【論理(ろんり)】
筋道を立てて考える仕組み。都合の悪い前提は消せない。
「前提条件を示したら結論が変わった。」
