千言万辞「よ」其の一|用意・余談・世渡りほか20語

【用意(ようい)】

必要な物や条件を整えること。整えすぎると出発が遅れる。

「カメラ機材を買って旅が終わった。」


【用件(ようけん)】

伝えるべき主要な事柄。長い挨拶の後に小さく現れる。

「電話十分目で本題が始まった。」


【要領(ようりょう)】

物事をうまくこなす勘所。知らない人ほど手順を増やす。

「熟練者は三行で仕事を終えた。」


【予感(よかん)】

何かが起こりそうだと感じること。外れた分は記録しない。

「悪い予感だけ的中率を誇っている。」


【欲張り(よくばり)】

必要以上に多くを望むこと。無料特典で本領を発揮する。

「付録目当てに同じ本を三冊買った。」


【欲望(よくぼう)】

何かを得たり行いたいと強く望む心。予算との協議が必要。

「ほしい物リストだけ毎週成長する。」


【横槍(よこやり)】

横から口を出して妨げること。責任を取らない立場に多い。

「完成直前に色の変更が入った。」


【よそ見(よそみ)】

向くべき所と違う方を見ること。近道の広告が誘う。

「作業中に新しい教材を買った。」


【よそ者(よそもの)】

その地域や集団の外から来た人。常識への質問係にもなる。

「新任者だけ慣習の理由を聞いた。」


【余談(よだん)】

本題から外れた話。話し手には本題より魅力的。

「ところで、から終電まで続いた。」


【予定(よてい)】

これから行うと決めた事柄。書けば達成した気分になる。

「日曜の計画表が月曜に完成した。」


【呼び出し(よびだし)】

人をその場へ来るよう求めること。件名が曖昧ほど怖い。

「少し話があるで午後が消えた。」


【呼び水(よびみず)】

物事が始まるきっかけ。無料試食から買い物袋が増える。

「一品だけの注文が五品になった。」


【夜更かし(よふかし)】

夜遅くまで起きていること。翌朝の自分への借金。

「もう一本の動画で日付が変わった。」


【読み違い(よみちがい)】

文字や状況を誤って理解すること。確認を省くと確信に変わる。

「十日を十時と読んで集合した。」


【余裕(よゆう)】

時間や心などにゆとりがあること。忙しい時こそ高価になる。

「一本早い電車で失言を防げた。」


【より好み(よりごのみ)】

好きな物だけを選ぼうとすること。選ぶうちに在庫が消える。

「条件を増やして応募先がなくなった。」


【余力(よりょく)】

使わず残っている力。空白の予定があるだけでは生まれない。

「休日に残った体力で家の修理をした。」


【弱気(よわき)】

自信を失い消極的になる気持ち。準備不足と区別すると助かる。

「発表直前に資料をもう一度隠した。」


【世渡り(よわたり)】

社会の中を要領よく生きていくこと。実力より挨拶が早い場合も。

「上司の趣味だけ誰より詳しかった。」