千言万辞「ひ」其の一|控えめ・人見知り・ひらめきほか20語

【控えめ(ひかえめ)】

出過ぎず慎ましいさま。自分で名乗ると効果が消える。

「自己紹介に謙虚を三回書いた。」


【比較(ひかく)】

複数を比べて違いを調べること。対象を間違えると苦しい。

「昨日の自分でなく有名人と競った。」


【引き際(ひきぎわ)】

物事から手を引くのに適した時。利益より見栄が決めがち。

「赤字よりも撤退の二文字が怖かった。」


【引き出し(ひきだし)】

物を収納する箱や知識の蓄え。詰めるだけでは開かない。

「講座百本が未使用のまま積まれた。」


【卑屈(ひくつ)】

自分を不必要に低く見てひねくれること。褒め言葉を返品する。

「称賛の裏に嫌味を探していた。」


【悲劇(ひげき)】

悲しい結末の出来事や物語。本人は些細な失敗にも使う。

「限定品の売り切れで一日暗かった。」


【日頃(ひごろ)】

普段の暮らしの中。積立の結果が締切前に出る。

「普段の整理が引っ越しを救った。」


【非常識(ひじょうしき)】

一般的な常識から外れていること。自分の基準で増殖する。

「昼食時刻が違うだけで驚いていた。」


【引っ越し(ひっこし)】

住まいや拠点を移すこと。不要品が意外な量で発見される。

「捨てない理由が段ボール二十箱に。」


【人見知り(ひとみしり)】

初対面の人と打ち解けにくいこと。チャットでは饒舌な人も。

「会場で黙り帰宅後に長文を送った。」


【独り言(ひとりごと)】

相手なしに自分へ話しかけること。会議前の予行演習にもなる。

「鏡に向かって反論を完成させた。」


【批判(ひはん)】

問題点を挙げて評価すること。代案の有無で味が変わる。

「読まずに見出しだけ非難した。」


【暇(ひま)】

することがなく空いている時間。忙しい人に見せると募集が来る。

「空き時間を報告したのが失敗だった。」


【秘密(ひみつ)】

知られないようにする内容。共有相手が増えると寿命が縮む。

「三人の内緒話がニュースになった。」


【冷や汗(ひやあせ)】

不安や恐怖などで出る汗。送信直後に多発する。

「宛先を見て急に室温が下がった。」


【飛躍(ひやく)】

大きく伸びたり進歩したりすること。途中の階段を飛ばすと危険。

「二件の受注で海外支店を考えた。」


【評価(ひょうか)】

価値や成果を判断すること。測る数字で人が変わる。

「会議出席率だけ満点だった。」


【表情(ひょうじょう)】

顔に現れる感情の様子。無言でも返信になる。

「提案の途中で眉が閉店した。」


【日和見(ひよりみ)】

形勢をうかがい有利な側に付くこと。天気予報より後出し。

「採決後に最初から賛成と述べた。」


【ひらめき(ひらめき)】

考えが瞬間的に浮かぶこと。記録しないと湯気になる。

「風呂上がりに天才案を忘れた。」