千言万辞「み」其の一|ミーハー・見込み・未練ほか20語

【ミーハー(みーはー)】

流行や有名人にすぐ飛びつく人。熱意の切替速度が速い。

「先月の推しがもう懐かしい。」


【見栄(みえ)】

他人によく見られたい気持ち。財布に相談せず育つ。

「割り勘の話にだけ聞こえないふり。」


【見落とし(みおとし)】

注意すべき点を見逃すこと。小さい注意書きが好む。

「無料期間の翌日に請求が来た。」


【見返り(みかえり)】

行為の対価として期待する利益。親切に付くと重い。

「相談後に紹介料の話が出た。」


【味方(みかた)】

同じ側に立って助ける人。反対意見を言う味方もいる。

「厳しい指摘だけが完成を救った。」


【三日月(みかづき)】

細く弧を描く月。願い事を託すには少し頼りない。

「月を眺めて明日の納期を思い出した。」


【身勝手(みがって)】

自分の都合だけで振る舞うこと。相手には自由と説明する。

「変更通知が決定後に届いた。」


【見切り(みきり)】

見込みがないと判断し手を引くこと。勇気にも投げやりにもなる。

「赤字の原因を調べて店を閉じた。」


【未経験(みけいけん)】

まだ実際にしたことがない状態。可能性と不安が同居する。

「履歴書より先に試作品を作った。」


【見込み(みこみ)】

将来そうなると予想されること。数字がなければ希望の親戚。

「受注予定を売上済みに数えていた。」


【水増し(みずまし)】

数量や金額を実際より多く見せること。数字の泡は残らない。

「登録者数に退会者まで足していた。」


【見せかけ(みせかけ)】

実際とは違う外見だけを整えること。照明と肩書きが得意。

「写真は豪邸、実物は撮影スタジオ。」


【見積もり(みつもり)】

費用や数量を事前に計算すること。別途の二文字が怖い。

「本体より設置費が高かった。」


【見通し(みとおし)】

先の状況を予測すること。願望を混ぜると霞む。

「売上予測だけ右肩上がりだった。」


【見習い(みならい)】

技術を学ぶためそばで働く人。雑用専門になると長い。

「三年目でもコピー機の担当だった。」


【身の丈(みのたけ)】

自分の能力や経済力に見合う程度。伸ばす前に測りたい。

「年商より立派な事務所を借りた。」


【身分(みぶん)】

社会や組織における立場。名乗り方で態度が変わる人がいる。

「顧客と分かった途端に声が変わった。」


【耳障り(みみざわり)】

聞くと不快に感じること。真実まで含まれる場合がある。

「数字の悪い報告だけ聞きたくなかった。」


【耳寄り(みみより)】

聞く価値がある情報。販売者側にだけ得な話も混じる。

「今だけ特別が毎朝届いた。」


【未練(みれん)】

諦めきれず残る思い。捨てた物より値下がり情報に強い。

「売却した株を毎朝検索している。」